LEDライトの製作

 消費電力が少ない照明として最近注目されているLED。そのためか久しぶりに電子部品店に行ったら高輝度LEDが値下がりしていたので、LEDライトを作りました。


 使用したのは、1Wタイプの平型高輝度LEDです。白色2つと、電球色1つを使用しました。電源電圧は、独立型太陽光発電システムのバッテリー電圧に合わせて12Vとしました。


 実験の様子です。当初は白色LED2個で製作する予定でしたが、実際に点灯してみると、白色(写真右側2つ)は青白い色となり、目に直射日光で読書をした時のような疲労感が残りました。そこで、電球色(写真左側)を追加購入し、同時に点灯させると、丁度よい色合いとなりました。

 基板は、廃家電の基板から、LEDの放熱のためになるべく太いパターンのある部分を切り出し、やすりと彫刻等で加工してリユーズしました。蛍光体の色が黄色いのが白色、オレンジなのが電球色です。LED3個と抵抗が直列になっています。
 このLEDは放熱タブが電極へ接続されていました。うまく利用して繋ぎましたが、うっかりしているとショートするので薄型高輝度LEDを使用する際は絶縁型かどうか注意する必要があります。


 コードは同軸線を使用して、見栄えを良くしました。細い平行線だとよじれてきた時にかっこ悪いです。また、小型クリップを取り付け、ちょっと使いたいときにも簡単に固定・取り外しが可能としました。

 スイッチ部です。ここはライト本体と離れた電源側に配置し、そこから同軸ケーブルでライト本体に接続されます。
 ライト本体に電流制限抵抗は取り付けてありますが、テレビ鑑賞時など暗くてよい場合もあるので、抵抗の切り替えによる簡易型の調光機能をつけました。ライト基板の抵抗と直列に抵抗を接続する形になります。
 電源スイッチは、安全性を考慮してプラス・マイナス両方切っています。電源スイッチのところに取り付けてあるオレンジ色のLEDは常時わずかに点灯(1mA)させており、夜間スイッチを探しやすくしてあります。私の場合は電源が独立型太陽光のバッテリーなので、1mAくらい常時流しても昼間に数百mAレベルで充電してくれるので問題はありませんが、自然エネルギーを使用しないで製作される場合は、スイッチ位置表示機能は便利ですが電気が勿体ないので付けないほうがいいです。

回路図おこしへの利用

 廃家電を解体すると、レトロな構成の回路にお目にかかり、調べたくなることがあります。また、改造するときも、回路図が必要になることがあります。今までは、基板を何度も裏返したり、太陽光に透かしたりしてもなかなかうまくいきませんでしたが、LEDライトを製作してからは机上で簡単に回路図が起こせるようになりました。

 板にクリップで固定し上向きにセット。適当な厚みのあるもので対象の基板を置けるようにします。点灯するとパターンが見えるので、まず上から見て実体配線図を描き、関係のないパーツを消したり、足らないパーツや忘れたパーツ(裏側にあったり離れたところにパターンでつながっていたりすることがある)に気をつけて修正します。そして、実体配線図を回路図に描きなおします。パターンがよく見えないときは、表側の照明(室内灯や太陽光)とのバランスを、カーテンや切り替えで調整します。

ご閲覧ありがとうございました。
2010 HM circuit